pallittoから発売されているイオンデポジット除去剤「LPC」を、長年放置された雨染み・水染みにどれだけの効果があるか試していきます。
ちなみにLPCとは「Low Ph Cleaner」の略で、酸性のクリーナーということですね。
取り扱いには十分注意して手袋や保護メガネをして作業しましょう。それでは開封！
厚手のプチプチにしっかりと保護されています。
※【2023.4.10】現在ボトルの製造過程での不具合が発生しており出荷停止。購入者には後日改良版が送付されるとのこと。
私が今回使用しているのは、発売初日に購入したボトルなのですが、適量出すのが難しいですね。握り込むと出すぎるし、傾けるだけだとあんまり出ないし。
この辺はたくさん出ると危ないので敢えて、チョビチョビしか出ない構造を採用しているのでしょうね、ワタシの想像ですが。
LPC施工
それではラパンのボンネットに施工していきます。洗車は月1でシャンプー洗車のみ、2016年製造車。ポツポツとイオンデポジットが見えます。手触りもザラッとしています。
固く絞ったマイクロファイバークロスに少量塗布し狭い範囲に塗り拡げていきます。
反応を様子見しながら別に用意したマイクロファイバークロスで拭き取ります。
一度で落ちなければ繰り返し作業します。
3回ほど繰り返してみると、イオンデポジットが無くなりました。イオンデポジットが取れてくると、塗布している時の感触がヌルっスゥ～としてくるので気持ち良いですね。
伸びも良く少量で広い面積も塗れるので、コスパも良さそう。臭いは特にないですね。
もう1台LPCを使っていきます。こちらもほぼ同年式のタント。洗車機後に拭き上げせずに自然乾燥を7年位繰り返して来たので、イオンデポジットとウォータースポットも多数あります。
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流石にこれは厳しいか？！
手強そうだったのでLPCを何度か塗っては拭いてを繰り返し、水で洗い流しました。
すると簡易コーティングが落ちて親水状態になっています。変に水はけの悪い所も無いのでおおよそイオンデポジットは取れているということですね。
イオンデポジットを取りつつ簡易コーティングも落ちるので、下地作りにも好都合ですね。
その後拭き上げてみると古いウオータースポットは仕方ないとして、イオンデポジットはスッキリと取れていました。
続けてメッキにもLPCを使ってみます。メーカー的には効果は出るが自己責任でとの事です。
メッキ上部にイオンデポジットが溜まっています。
3回ほど繰り返し施工すると、メッキ上部の溜まっていたイオンデポジットが取れました。凹んだシミはどうしても残ります。こうなる前にメンテナンスをしないといけませんね。
最後にドアに使ってみます。これまたプツプツと雨染みが見えますね。
塗り拡げているシーンです。雨染みがある所では白くモヤッと反応してスッと消えていきます。
この程度であれば2回繰り返すと除去できますね。ザラつきも取れて艶もアップしてます。
まとめ
値段も手ごろで施工も簡単でイオンデポジットの除去力も高く、とても満足度の高いクリーナーだと思います。
これからも定期的に雨染み除去のスタメンとして使っていきたいと思います！
