ライトショアジギング

タチウオをショアから狙う場合の時期は?狙い目の時間帯は?

今回はタチウオをショアから狙いたい!いつ頃が熱いのか知りたい!そんな方向けの記事となります。

最盛期は?

ショアからタチウオを狙う場合、最盛期は8月~10月になります。

またこの期間以外もショアから釣ることは出来ますが、数は少なくなってしまいます。

タチウオを狙って初めての釣行ならば8月~10月が効率的だと思います。

最盛期以外の時期は釣れない?

釣れない事はないのですが、数は望めなくなってきます。例えば11月~12月は数が減少する代わりにサイズが大きくなり、ロマンのある釣りとなります。

また年明けから春先までは少しシビアな時期となり、ショアからのタチウオは厳しい状況です。

・1月~5月は厳しい時期

・6月~7月は地域によっては釣れ始める。

・8月~10月はショアから数釣りが期待の出来る最盛期!

・11月~12月は大物狙いでシーズン終盤。

ショアからのタチウオを狙える時期についてざっとまとめると、上記の様な感じになります。

タチウオ用ショアジギングロッドの選び方はこちらを参考にどうぞ!

時間帯は?

ショアからタチウオを狙える時間帯は、タチウオの性質上夜間が有利です。

タチウオは夜行性で昼間は深場で過ごし、暗くなりだしてから浅場で捕食を開始するので、そこをショアから狙い撃ちしましょう!

日中は厳しいので避けて、夕マズメから夜間、朝マズメに掛けて釣行するのが良いでしょう。

8月~12月までショアから狙える理由?

私がメインフィールドとして釣りをしている駿河湾での、『静岡県水産技術研究所』による平成27年1月「標識放流による駿河湾のタチウオ移動」の研究結果を元に考察して行きます。

この研究ではタチウオに指標(タグ)打ちし、駿河湾の4箇所から放流し動向を調査しています。

その結果8月~11月中旬までは放流した場所で多く再捕獲されて、他の場所での再捕獲はありませんでした。

11月下旬以降は放流場所以外での再捕獲が見られています。

①この事からタチウオは8月~11月中旬まで、大きく生活圏を変えることなく居着き、11月下旬から移動を開始していると考えられます。

これに併せてメスのタチウオの卵巣成熟度を見ていくと8月に最高値を示し、11月頃に最低値を示している。 

②これは8月頃に産卵のピークを迎え11月には産卵が終わった個体が多い事を表している。(産卵期の終わり)と考えられる。

①と②を併せて読み解くと、タチウオは8月~11月は産卵の為に接岸し、そのエリアに定着をする。その後産卵を終え移動を開始する。このような行動を取っているとみられます。

このようなタチウオの性質があるおかげで、8月以降にタチウオをショアから狙うことが出来るのだと思います。

参考文献:静岡県水産技術研究所

「標識放流による駿河湾のタチウオ移動」

ということで、今回のタチウオをショアから狙える時期についてを終わりにします。

それでは、また(*゚▽゚)ノ

 

 

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くらげ
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管理人の【くらげ】沼津サーフ、漁港でエギングとライトショアジギングをメインに釣行しています。 日本釣振興会会員。※「Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。」
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